ひとごとだと思ってました。~子宮頸がん治療から妊活するぞ日記~

イラスト制作をしているせとゆきこが、本厄の年に子宮頸がんを患っていることが発覚。涙もあるけど笑いも多い治療ライフとその後をご紹介します。

歩けって言われても…。

f:id:setoyuki62:20131212000214j:plain:left昨晩点滴が終了し、今朝から食事が出ます(5分粥ですが)。食べるために身体を起こすのもひと苦労。ベッドの手すりを持って力を入れるとお腹の傷が痛いし、起きたら起きたで座る姿勢を保つのにぐったり。努力はしてみたけれど…座った体制15分でダウン。ダメだ〜〜〜!っってまた寝る体制になるのもひと苦労。どんな体制になっても、とにかく傷に響きます。背中の痛み止めの管はついたままだから、何だか寝返りもろくにうてない…。こりゃ大変だわ。それでも少しでも動かないと始まらない。
第一段階。看護婦さんに励まされながらまずは立ってみる。微妙に立ちくらみがきたけど何とかクリア。
第二段階。病室の端まで歩いてみる。足にも腹にも力が入らず、生まれたての草食動物のような足取りで何とか歩けたものの、急に吐き気がこみ上げてリバース。
第三段階。病棟の廊下を歩いてみる。今まで気軽に足を運んでいた数メートル先のナースステーションへの一本道でさえ、たどり着くのにかなりの時間を要するが足をもつれさせながらも何とかクリア。
数分の動きなのに、まるでマラソンしたみたいに息上がってるし…。自分の体力のなさに撃沈。