ひとごとだと思ってました。~子宮頸がん治療から妊活するぞ日記~

イラスト制作をしているせとゆきこが、本厄の年に子宮頸がんを患っていることが発覚。涙もあるけど笑いも多い治療ライフとその後をご紹介します。

2〜3人に1人はなる病気らしいが

f:id:setoyuki62:20131212000252j:plain:left本日検診日。約10分の診察と採血。特別異常もないので、待ち時間さえなければちょろいもんだ。診察より待ちの方が正直つらかったりします。
前回の診察で相談した貧血の結果は…予想通りの鉄欠乏症貧血でした。という事で、今回は鉄剤ゲット。そして左腿付け根のしびれは少し軽減されてきたけど、まだじんわりしびれ感は残っているので、引続きあの赤いケースの錠剤もゲット。10月も薬の毎日になりそうです。当初は飲み忘れがちだった薬も最近は忘れず飲めるようになってきた自分にささやかな喜びを覚えていたりします。
ここ最近の世の中では、がんという病気は2〜3人に1人がかかるほどメジャーな病気になっているらしい。まあひとくちに「がん」と言えども、早期発見で軽い治療ですんでいる人から、余命数ヶ月もないような宣告を受けながら病と闘っている人までいるし、がん細胞が発生している場所もイロイロでしょうね。その割には「大変な病気なんだなぁ」というくらいしか知識がないという人も少なくはない。そんな事を思わせる発言が先日知人からあがった。
「がんになった人って、みんな髪の毛が抜けちゃうんだよね???」
そんなわけないじゃん…。髪の毛抜けるとしても「がんになったから」ではなく「抗がん剤を使用した時の副作用」で抜けるわけですから。病にかかった人はもちろん、ちゃんと勉強されていたり何かしらで知識を持っている方ならそんな発言はないのですが。知っている人ほど人に対する気遣いは違うし、自分でも病気にならないように気をつけたりする。がんに限らず、病気にかかりやすくなる理由には病気を知らなさすぎるというのもあるかもしれないと思った瞬間でした。