ひとごとだと思ってました。~子宮頸がん治療から妊活するぞ日記~

イラスト制作をしているせとゆきこが、本厄の年に子宮頸がんを患っていることが発覚。涙もあるけど笑いも多い治療ライフとその後をご紹介します。

夏休み明けの大仕事

f:id:setoyuki62:20131212000331j:plain:left暑い暑い日が続いて、今や古傷となりつつある手術の傷跡が微妙なかゆみでいら立ちアップ。皆さんはどんな夏をおすごしでしょうか。
さてさて、今回も行ってきました3ヶ月置きの定期検診。担当の先生が変わって丸1年。早いもんですな。先生からも前のフォーラムのネタがあがって、滝汗が蘇る…(゚_゚i)。そんな会話も交えつつ、内診やら口頭確認やら、いつもの内容で診察は進みます。前回のPET-CTで甲状腺に少し影が見えたので余分に血液検査をしてもらってましたが、その結果も出てましたよ。ハイ、無事シロでございます☆その他も問題なくクリアで、気分晴れ晴れ。
また3ヶ月後に…と別れを告げる前に「4年目だし、今度問題なかったら、半年置きにしましょか」とうれしいお言葉が!!待ってましたよ!そのお言葉(≧∇≦)あたしゃ頑張ってこの暑さを乗り切るよ!!
ま、そんな思いも病院の出口を出た瞬間にとろけてしまうんですけどねヘ(_ _ヘ)〜〜〜

かみかみトークで赤っ恥

f:id:setoyuki62:20131212000330j:plain:left遂に来ましたフォーラム本番の日。前日までに台本を作って1人リハーサルを繰り返ししたものの、与えられている時間を余したり、自分で作ってるくせに読み違えたり、数多くの不安を抱えて布団に入っても、一睡もできるわけがない( ̄Д ̄;)その上こういう時に限って、髪の毛がまとまらず、無風でも風を感じる変なビジュアル(。_。)それでも時間だけは迫ってくるので、腹をくくっていざ会場へ足を運んだら所長、院長、副市長など、お偉いさんの名刺交換祭り。会場を除くと、会の垂れ幕に並んで、私の名前がどどーんと出てるし(゚ロ゚屮)屮 関係者の肩から「気楽にね」と声をかけられるほど、気重になる…会が始まる前から無駄なプレッシャーを感じて変な汗がにじみます。
さてこのフォーラムは、兵庫県の中で初めて子宮頸がんワクチンの接種費用を全額補助をすることが決まり、子宮頸がんの知識や予防についてより理解を深めてもらおうという趣旨で実施されました。
で、肝心のスピーチについてですが、内容は自分の治療体験談。がんが発覚したきっかけや、その後の入院生活、退院後の生活など、このブログでお話させていただいてるようなことを、少しかしこまった形で語るわけですが、100人以上の人と顔を会わせて話すのは、恥ずかしいやら恐縮するやら。最初は台本片手にイイ具合に読んでいたけど…内容半ばでどこを読んでいたのかわかんなくなって、頭ん中真っ白になって、考える余裕もなくなったから、勢いとはったりでトークかましてしまいました(」゚ロ゚)」 持ち時間15分。最初から最後までグダグダトークでしたが、一生懸命耳を傾けてる皆様に、感謝と申し訳ない思いでいっぱいのまま第二部突入。
今度はパネルディスカッションということで、他の頸がん啓発にあたっておられる権威の方々と並んでQ&A形式でディスカッション。こちらは進行役の方を始め、場慣れしている人たちがグイグイ進めてくれたおかげで、段取りよく流れる流れる。やっぱドシロウトな私とは違いますわ。
そんなこんなでフォーラムは無事終了。終わってもなお心臓が飛び出そうな気分の私に、多くの方からねぎらいの言葉をいただきました。こんな私に暖かくしてもらえて、ホント有り難い。報われます。
今回のフォーラムに参加されていた方の中には男性もいて、ご家族に頸がんにかかってる方がいるのかなぁとか考えましたが、とにかく異性の方にも関心を持ってもらうということは、とても嬉しかったです。それにしても、参加者の中で若者の少ないこと…頸がんを防ぐには、若いうちに気をつけることが多いし、最近話題になったワクチン接種の対象にもなるのに…そういう意味では少し残念。今回の話が少しでも多く広まることに期待です。

暑中お見舞い

f:id:setoyuki62:20131214155622j:plain:left梅雨明したと思ったら、一気に暑さがやってきましたね。
夏が来ると、手術後初めての夏に縫合した痕がかゆくて仕方がなかったのを覚えています。そんな痕も4年目となった今ではやや薄くなってきました。早く目立たないほどにならないかなー。。。
いま病気と向き合っている方も、治療から解放された方も、いい夏が過ごせることを祈っております。

私でいいんですか!?

f:id:setoyuki62:20131214155807j:plain:left今の今まで検査結果に問題なく、経過良好で、こりゃ丸5年待たんでも通院いらないんじゃない?という余裕を勝手に見せていた私に、何と病院から電話がかかってきた。しかも、最初に担当してもらった先生から。確かに前から甲状腺が微妙とはいわれてたけど、まさかそれが何か変な具合に?それとも他の所でがん発覚?そんな緊張感満載で話をよくよく聞いてみると…
講演会の出演依頼でした。
なんだ〜、病気じゃないのかとホッとしたのも束の間。講演会って何よ?私が喋るの?
マジで???( ̄Д ̄;)!!!!!
というわけで、私の病気体験談をちょこっと喋ります。それ以外のお話は、子宮頸がん予防について、その道の権威の方々のお話が聞ける非常に有意義な会です。

詳細は下のリンクページをご覧ください。
子宮頸がん啓発市民フォーラム「子宮頸がん0(ゼロ)を目指して!」→http://www.city.akashi.hyogo.jp/hoken_kenkou/iryo/sikyuforum.html
明石市が開催するものですが、明石市民ではなくても参加できるそうです。
興味のある方は、参加申込してみてはいかがでしょうか。

私は少しでもカミカミな喋りにならないように、これから台本作ります。

無料クーポン

f:id:setoyuki62:20131212000329j:plain:left先日、住んでる自治体から郵便がきました。こないだの確定申告では税金いっぱい払うほど稼いでないし、今までごまかした申告はしてないし。なんでなんで?と動揺しながら開封したら、子宮頸がん検診無料クーポンが入ってました。対象年齢だから、気軽に行ってちょうだいという趣旨の良い内容のものだが、こないだPET-CTで問題ないって言われたから、いらないよ…( ̄Д ̄;)
治療した後に高額医療費の申請したりどういう病院行ってるかとか、簡単にわかるはずだから、そういうのは除外にするとかないのかね?
仮に検査に行ったとしても「何できたの?」ってあしらわれそうだなw

やっぱスゴいよPET-CT

f:id:setoyuki62:20131212000328j:plain:left先週の検査結果を聞いてきました。そしてPET-CTの画像を見せてもらいました。あんな機械で私が30分ほど寝ている間に、よくもまあ身体の中がキレイに見えるもんだ。先生の説明も程々に、食い入るように見て楽しんでました。結果は、転移も見られず問題ナシ。ただ気になるのは、前年と同様に甲状腺がほんのり光って反応していること。むむむ。確かに素人の私が見てもわかりますよ、そのほんのり感。ということで、念おしで今回の血液検査は甲状腺系も調べてみようということになり、いつもより多めに血を抜かれました。結果はどうかな?大丈夫かな…?次回診察まで、またモヤモヤすることになりそうです。
ていうか「先週PET-CTしてるから、内診はいらないでしょ」って、そんなはしょり方は初めてだったんですけど。。。診察台に上がって恥かかないように、家を出る前に靴下に穴が開いてないか気合い入れてチェックしたのになぁ。

柱のキズはおととしの♪

f:id:setoyuki62:20131212000327j:plain:left5月5日の背比べ〜♪なんて歌がありますが、私のお腹のキズはおととし以前のものです。そんなに深い意味はありません(○゚ε゚○)ププ
子宮頸がん治療から完全に丸3年が経過したので、今日はPET-CT検査に挑んできました。朝早めの予約時間なので朝食抜きがこたえます。検診の内容で心配するよりも、先生の前でお腹が空腹の悲鳴を上げないかの方が気になって緊張が走るのは、2回目で慣れた感があるのでしょうか。とはいえ前回受診したのは去年の話。係の人の説明を聞きつつ記憶を呼び戻しながら、まず注射。
体験された方はご存知のとおり、造影剤の注射は普通の注射と違ってゆっくり時間をかけて入れるので、終了までのチョットした時間が生まれます。そこで先生と気軽に話をするわけでもなく、ただただ針先を見つめるのみ。その間先生たちは?と横に目をやると、サービス業の人かと聞きたくなるように、前に手を組んでキレイな姿勢で2人が並んで待っています。その目の前で腰をかけて薬剤を投入している私の姿。知らない人が見たら、どんだけ不思議空間なのか…。
その後はごくごく普通に検査が進み、約1時間30分で終了。受付の人に「おつかれさまでした」と言われたものの、安静タイムや検査台で結構熟睡もさせてもらったので、疲れてるのはむしろ技師さんの方だと思いますよと言ってやりたくなった。